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横浜市役所 対策 〜3ヶ月の真剣勝負〜 |
福山 希実さん
● 横浜市の試験
横浜市の試験は今年から形式が変わった上に過去問も公開されていない為、その実態が見えにくいのではないでしょうか。ここでは横浜市試験の概要について説明させて頂きます。
<1次試験>
教養試験(筆記)
教養科目のみ、と言われていますが、専門科目に関する内容も多く出題されました。その比率は半々だった様に思います。しかし、国家U種に向けて勉強している人にとってはあまり難易度の高いモノではありません。
<2次試験>
時事論文
経済・法律・社会・政治・経営・教育の中から1科目を選択し、指定されたテーマに基づく論文を書きます。私は、経済(量的緩和政策)と教育(能力主義)の2科目で迷った末、後者を選びました。
1次面接
事前に提出していたエントリーシートに基づいての面接です。形式は2:1で、終始和やかな雰囲気で行われました。「民間企業と公務員の違い」については深く突っ込まれましたが、あまり厳しいものではありません。
<3次試験>
一般論文
「信頼回復」をテーマに、自分の経験を踏まえて論文を書きました。
プレゼンテーション
「夏を夏らしく過ごす」をテーマに3分間のプレゼンテーションを行います。事前に構成を練り、色々な人の前で何度も練習しました。ここでは、私らしさを最大限活かす事、また時間内にハッキリと主張をする事に留意しました。
2次面接
3:1の面接で、通常25分間です。しかし、私の場合は40分近く面接していました。学生時代に力を入れていた事や横浜市の志望動機等を詳しく聞かれるだろうと予測し、そういった事を中心に面接対策をしていましたが、実際の質問は予測とは異なるものでした。「何故文学部なのか」「何故受験予備校に通ったのか」「軽い気持ちで横浜市を受けたのではないか」。他にも多々厳しい質問をされ、反論もしました。
最後には郵政民営化に対する意見を求められ、それに関して半ば喧嘩の様な激論を交わしてしまいました。あまり傲慢な姿勢は良くありませんが、自分の意見をきちんと述べる事も大切なのではないかと思います。
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