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公務員試験をめざす皆様へ |
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皆さん、こんにちは
いよいよ、これから「公務員試験」突破に 向けて学習がスタートしますね。
皆様方は、公務員を志望するにあたって、さまざまな動機があると思います。
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@とにかく勉強を始めよう!
まず、公務員試験をめざす諸君の多くは、最初の志望動機は非常にあいまいであることが多いのです。
これは、仕方ありません。とにかく学習を始めましょう。
勉強を通じて、最初の動機はドンドン変化してきます。一般的に最初は国家公務員系の中央省庁のキャリアや外交官などをめざす人が圧倒的に多いけれど、県職員や市役所職員の志望へとより身近なポジションへと変化していくことがあります。もちろん、逆もあります。実際に、官庁訪問したり面接を受けてみないと自分の適性は判断しにくいのです。
一般的な教養・専門知識以外にも、志望先の自治体における政策や財政状況なども調べておく必要があったり、新聞を読む習慣をつけたり、ボランティアに参加したり座学以外の実学、フットワークも必要になります。
予備校に行って高い授業料を払えば合格が保証されるわけでもなく、勉強ができるようになれるとも限りません。まず、自分に可能な学習時間や合格のために何を行うべきかを把握しましょう。
予備校をあてにせず、自分の人生なのですから、まず自分の足で調べ、何をするべきなのか?計画的な学習と就職活動の準備が必要です。公務員試験は資格試験ではなく就職試験ですから、しっかりとした意志を築いていきましょう。(一部の予備校は、集客のためにあたかも公務員試験が資格試験のように宣伝し、合格するために予備校に通わなければならないように広告しているところもあります。しかし、基本的に就職試験は予備校の力は関係ありません。)
Aスケジュールを立てよう!
まず、試験に必要な科目を調べて、それをマスターするために必要な教材を用意します。そして、試験までにどのように計画的に教材を終了させるかを綿密に計画しましょう。無理なスケジューリング は禁物です。できるだけ、苦手科目と得意科目を明確にして、得点戦略を検討しましょう。(学者になるわけではないので、学術的なマスターよりも効率的に得点にすることが大事)

B教養科目もしっかりやりましょう。
国家U種では、教養1に対して専門2というように専門科目は2倍のウエイトで採点します。地方上級でも教養科目が55%〜60%の正解率であるのに対して専門科目が70%超の正解率を要求してあることが多いはずです。それゆえ、多くの受験生は専門科目ばかりに気を取られがちです。 経済学や民法など得点差がでるわけですから。
しかし、難関であればあるほど、合格者は教養科目に得意科目を持っていることは否めません。多くは数的処理や文章理解など満点を狙ってくる人もいます。知能系がまったく苦手な人は本当に対策を練って取り組まなくてはなりません。捨て問を作らないようにしましょう。
あくまで総合得点なので、問題数が多い数的処理や経済学ができればかなり有利になります。どの科目にどれくらいの時間を割いて効率を高めるか、選択と集中が大切です。
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公務員試験の主要科目(大学受験で言えば英数みたいな存在)は、数的処理(数的推理・判断推理・空間把握・資料解釈)、経済学(ミクロ経済学・マクロ経済学)、そして民法です。
勉強を始める前に、これら3科目の相性を自己判断しましょう。そして、自分にあった1冊を見つけてすぐに読み始めましょう。(この3科目は全く異なる勉強法が必要になります。)
これら3科目が効率的にできれば、残りは暗記要素の強い科目や直前でも何とかなる科目なのでそれほど心配の必要ありません。 |
また、公務員試験はあくまで就職試験であり、新聞を読む習慣を早くからつけましょう。
Cうまくいかない!だけど負けるな!
試験を受けていくと、全くできなかったり、できたと思っても不合格になったりと納得がいかない結果がやってくるかもしれません。泣いたり、苦しんだりします。だけど、諦めないでほしい。(本当に泣きます。周囲がドンドン受かって自分だけが決まらなかったり、もっとも得意科目で失敗、満員電車で携帯電話しかも採用担当者から!なんていろいろなドラマが待っています。)
でも、受かると信じていれば、受かります。
筆記試験で失敗しても、面接試験でいくらでも逆転ができます。
社会に出ると、嘘やキレイごとで自分を飾り、まったく信念が見当たらないという人がいます。採用試験では、多くの受験生が聞いたことがあるようなキレイごとや実現できない空想、マスコミ論調の批判などを話ます。しかし、採用官がその中で、その人の真実の姿を見ようとしているのです。
うまくいかない、採用が決まらない!その苦境の中で初めて自分の本来の姿や自分の意思が明確になってきます。そのことを伝えれば良いのです。良い話をするよりもしっかりと人の話を聞くことのほうが重要です。
あーダメかもしれない…というのは学生の考え方です!社会人になれば「ダメ」では済まないのです!まだ結果が出たわけではない!最後まで戦う姿勢を貫きましょう!
採用通知を前に3時間泣いたという受験生がいました。
これが公務員試験の「熱さ」なのです。
がんばれ!!
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